この辺りも神明町程ではないにしても、乱立と云っていいレベルで神社の多い町です。ほんの小さなお社ばかりですが、信心深い人が多い地域なんでしょうか。恐らく元は個人でお祀りしていた神様がそのまま地域に根差したものではないかと愚考。

神奈川も神社やお社・祠の類が多いけど、そこはそれ鎌倉時代を前後して戦地になった土地だから戦神とか戦に巻き込まれたくない農工商の方々の安全祈願とか…ねぇ？荘内ってそんなに血生臭い地でしたっけ？

【八坂神社(やさかじんじゃ)】

このエリアで一番大きな神社ですが無人です。神主さんが齋藤さんと云うらしいけど、それが何処の神社で兼務してるのかまでは分かりませんでした。でもきゅうりを奉納する一風変わったお祭りが行われているようで、結構な賑わいのようですよ。御朱印があるかどうかまでは謎。

【秋葉神社(あきばじんじゃ)】

民家の隙間に建つように鎮座ましましている秋葉神社。拝殿には丸で囲ってただ一文字【秋】と。拝殿に密着して社務所らしき建物もありましたが、完全にシャッターが下りています。うーん、元は個人宅でお祀りされてたんじゃないかなあ…境内脇には何故かお地蔵様集団と庚申塔が。神仏習合の名残とはまた違った雰囲気です。

【稲荷神社(いなりじんじゃ)】

地名も何もなくただ稲荷神社と。これこそ個人でお祀りしてたお稲荷さんぽいですね。元は土蔵か何かだったのを改装したように見えます。ただ個人でお祀りしてたにしては鳥居が大きすぎるのと、鉢だけならまだしも手水舎まであるので土地の有力者が小作人や商人の為に個人的に勧請して来たのかも知れません。