東京都庁のお膝元と申しましょうか、あの高層ビルを目前に見上げる公園の中に鎮座まします室町の時代からの歴史ある神社です。義経側についた所謂負け組な筈の鈴木氏が、地元の神様勧請したらお大尽になっちゃった的なサクセスストーリーが堪りません。それを考えると義経は信心が足りなかったのかしら…奥が深い。とは云っても義経は北海道まで渡ったとか大陸まで渡ったとかいろいろ伝説のある人なので、一概に負け組とは断定出来ないんですけどね（笑）

かつては江戸の景勝地と称えられ池や滝を境内に擁していたようですが、残念ながら今は小さな池がひとつあるきりです。でも所狭しと石碑・記念碑の類が建てられていて、歴史と地元っ子の愛情をひしひしと感じる仕様になっております。ご神木ではないようだけど、やたらとセクシーな木も植わってますね…悩ましい腰つきの美木です。

御朱印写真の二枚目にも配しましたが、墨写り防止に挟んでくれる紙が可愛らしすぎて捨てられません。心憎い演出です。